0号と1号の音
今日マンドリンの発注主がうちにいらっしゃった。
早速彼に0号機と1号機の弾き比べをしていただいたので、
音を聞いてください。
約1分の中で、前半が0号後半が1号です。
彼のマンドリンがネック起きのために弾けなくなってから、
随分経つので、巧く弾けないと嘆いていらっしゃたのですが、
ぼくは凄く巧いと思いました。
今日マンドリンの発注主がうちにいらっしゃった。
早速彼に0号機と1号機の弾き比べをしていただいたので、
音を聞いてください。
約1分の中で、前半が0号後半が1号です。
彼のマンドリンがネック起きのために弾けなくなってから、
随分経つので、巧く弾けないと嘆いていらっしゃたのですが、
ぼくは凄く巧いと思いました。
びびっていたフレットもう一度すりあわせした。
弦高2.2mm(12F)でびびら無いので、これで良いでしょう。
久しぶりに吊してあった0号機を引っ張り出してみると、ネックが
持ち上がってきていた。
元々ネックのしこみ角度を間違えて、ブリッジが凄く高くなっていたので、
ちょうど良いから指板を剥がして、指板下のエクステンダーをはずし、
ブリッジを低くした。それでもまだブリッジは高い状態だけれど、随分
標準の高さに近づいてきたので、きっと弾く人にとっても弾きやすくなった
だろう。
普通ならとんでもない事が起きたのだろうが、この0号にとっては
幸いだった。
まだ弦を張り直したばかりで、安定しないけれど、弾き比べると、
表面板の材質が違うからか、厚さの違いか、ブレーシングの差か
何がどう作用しているか判らないけれど違いは大きい。
音量は〇号が大きい。音質は〇号が柔らかく1号は軽い感じか。
やっぱり録音しなくっちゃ![]()
出来たと喜んだばかりだったけれど、ちょっと弾きにくい
感じがしたので、微調整をした。
調整箇所はナットの高さ(4弦の溝の深さ)とブリッジの高さ
いずれの少し高くて弦を押さえるのがやりにくかった。
ここで問題発生
1.
調整しようとして弦を緩めていたら、1弦が一本バーン!!と
言う音と共に切れた![]()
4弦から順にゆるゆるになるまで緩めたからどこかでバランスが
崩れたのと、1弦のボディエンド側のループねじりが引っかけの
ところで曲がっているのが原因だったのだと思う。
フラマンの1,2弦の引っかける所ってどうして90度に曲がるよう
に
なっているのだろう?なんか意味があるのかなぁ???
とにかく新しい弦を買わなければどうしようも無いなぁ。
2.
ナットとブリッジの高さを調整したらあちらこちらでビビルよう
になってしまった。
また弦をはずして、フレットのすりあわせをやり直さなくてはいけ
ない。
まだまだダメですね。とにかくもう出来たも同然の状態なのだから、
きっちり仕上げたいと思う。![]()
できたぁー![]()
![]()
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![]()
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![]()
今日の作業
リバーシブルにして自己満足に浸っていたトラス
ロッドでしたが、
厚みがありすぎて弦に触るので、
仕方なく剥がした
接着がエポキシだったので、慎重に少しずつ薄刃
を差し込んで
。
接着面をきれいにして、裏打ちをしようかと思った
けれど、 また触ると嫌なので、そのまま使うことにした。
次は弦張り。緩く張るという意外は特段言うほどのことはない。
そして調弦
ブリッジが可動式なので、オクターブピッチが
合う場所を探しながら、1弦と4弦を、その後
2弦3弦。4本張り終わってから
それぞれの
複弦を張ると言う順序だ。
全ての弦にビビリや、不調がないかを確認する。
特に問題はない。
ただ、ちょっと気になるのが1,4弦の弦高が
2,3弦より少し高い
ことだ。
一応ブリッジにも指板に合わせてRを付けたの
だが、もう少し弦溝を深くした方が良さそうだ。
今はまだ弦が安定していないので、録音のアップは明日にしよう。
まだ塗装が終わっていないのだけれど、あいにくの雨。
こう言うときに塗ると後で後悔することになるので残念ながら
塗装作業は進められない
今日は浜松の楽器博物館に行って来た。
2度目だけれど新しい驚きと知識があった
前回の時は和楽器や中国楽器を中心に見たのだけれど、今回は
アーチトップ(バイオリン類を含めて)に特に興味があったからだ。
やっぱり見る方意識で随分変わるのだなあ
帰りに新居町で「鰻のぼく飯」を食べた。
ここの鰻は養殖だけれど小ぶり(鰻は大きすぎるとおいしくない!)
でなかなかよろしい
作業はと言うと、
仕方ないのでバインディングの掃除にした。
セラックのタンポ刷りって言う塗りかたはどうしてもバインディングが
黄色くなってしまう。
その上十分にスピットコートが出来ていなかったの
で、バインディングに着色の色が少し移っている
これをちまちまと削ってもとの白い色に一旦戻して
おけば、これから塗装が進んでも、綺麗な状態が保
てるはず。
塗装作業はまだ続いているのだけれど、写真的には
まったく変わりない。
ある程度濡れば休ませる必要があるので、その間に
小さい部品を作っていく。
一つ目はトラスロッドカバー
貝殻と黒檀で切り出した。一緒に切り出しするの
だから当然2セット出来ることになる。
あまり巧くできていないと言うこともあり、2枚を
張り合わせてリバーシブルにしてみた
aとeの中抜きで失敗しているのが解ると思う
修正はブラスの粉をエポキシに混ぜた物。
貝の光沢とは違うけれど単に胡粉で埋めるより
はましかと思った。
2つ目はブリッジ底面のすりあわせ
前回せっかく完璧と思えるくらいきっちりすり
あわせたのだけれど、表面板の削り直しを
したので、また隙間が出来たので、やり直した
ほんの少しの修正とは言え、これにはかなり
時間がかかった。
面倒な割りに見てくれはあんまり変わりがない。だけど音に影響
する部分なので手を抜くことは出来ないところなのだ。
こういう良いわけじみたことを書くと言うことは、この作業があんまり
好きではないと言う事だ(^^;)
着色をやり直した。
課題は2つ
1つ目
再度の着色はそのままなので、もとの色が再現できるか?
いろんなステインを混ぜて使ったので、同じような色になるのか
どうか
もっとも大きな課題だった。
結果
結構もとの色に近い色合いが再現出来たと思う。
2つ目
特に表面板に顕著だった色むらが改善できるか?
削る直したときの思ったのだが、色むら(ステインが濃くなる部分や
薄くなる部分がある)は材の吸収率が違うのではないだろうか?
もしそうなら、今の技術では何度やっても色むらを直すことが出来
ないだろうと予測したのだ
結果
予想していたとおり濃い色になるところはやたらと色
の吸い込みが激しく逆に薄いところはほとんど着色
できない。
よってやり直しの前と色の面では変わりない
残念ながら思ったようには行かなかった。
だけど今回は自分の出来ることを全部出してやったという実感がある
だから、この楽器が今の自分の最高の物だということだ。
もしこの楽器を見て「下手くそだ」と言われるならば、甘んじて受けよう
明日の自分がもっと良い物が作れることを信じて。
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