フラットマンドリン1号機

2008年9月17日 (水)

0号と1号の音

今日マンドリンの発注主がうちにいらっしゃった。
早速彼に0号機と1号機の弾き比べをしていただいたので、
音を聞いてください。
約1分の中で、前半が0号後半が1号です。
彼のマンドリンがネック起きのために弾けなくなってから、
随分経つので、巧く弾けないと嘆いていらっしゃたのですが、
ぼくは凄く巧いと思いました。

2008年9月14日 (日)

フレットすりあわせ、0号修正

びびっていたフレットもう一度すりあわせした。

弦高2.2mm(12F)でびびら無いので、これで良いでしょう。

久しぶりに吊してあった0号機を引っ張り出してみると、ネックが
持ち上がってきていた。
元々ネックのしこみ角度を間違えて、ブリッジが凄く高くなっていたので、
ちょうど良いから指板を剥がして、指板下のエクステンダーをはずし、
ブリッジを低くした。それでもまだブリッジは高い状態だけれど、随分
標準の高さに近づいてきたので、きっと弾く人にとっても弾きやすくなった
だろう。
普通ならとんでもない事が起きたのだろうが、この0号にとっては
幸いだった。

まだ弦を張り直したばかりで、安定しないけれど、弾き比べると、
表面板の材質が違うからか、厚さの違いか、ブレーシングの差か
何がどう作用しているか判らないけれど違いは大きい。

音量は〇号が大きい。音質は〇号が柔らかく1号は軽い感じか。

やっぱり録音しなくっちゃあっかんべー

2008年9月10日 (水)

微調整(;_;)

出来たと喜んだばかりだったけれど、ちょっと弾きにくい
感じがしたので、微調整をした。

調整箇所はナットの高さ(4弦の溝の深さ)とブリッジの高さ
いずれの少し高くて弦を押さえるのがやりにくかった。

ここで問題発生
1.
調整しようとして弦を緩めていたら、1弦が一本バーン!!と
言う音と共に切れた衝撃がまん顔
4弦から順にゆるゆるになるまで緩めたからどこかでバランスが
崩れたのと、1弦のボディエンド側のループねじりが引っかけの
ところで曲がっているのが原因だったのだと思う。
フラマンの1,2弦の引っかける所ってどうして90度に曲がるよう
に なっているのだろう?なんか意味があるのかなぁ???
とにかく新しい弦を買わなければどうしようも無いなぁ。泣き顔

2.
ナットとブリッジの高さを調整したらあちらこちらでビビルよう
になってしまった。
また弦をはずして、フレットのすりあわせをやり直さなくてはいけ
ない。

まだまだダメですね。とにかくもう出来たも同然の状態なのだから、
きっちり仕上げたいと思う。うまい!

2008年9月 7日 (日)

完成!!

できたぁーわーい(嬉しい顔)ぴかぴか(新しい)衝撃ムード衝撃ぴかぴか(新しい)わーい(嬉しい顔)

今日の作業
Torasukabahagasi リバーシブルにして自己満足に浸っていたトラス
ロッドでしたが、 厚みがありすぎて弦に触るので、
仕方なく剥がした涙
接着がエポキシだったので、慎重に少しずつ薄刃
を差し込んで 。
接着面をきれいにして、裏打ちをしようかと思った

けれど、 また触ると嫌なので、そのまま使うことにした。

次は弦張り。緩く張るという意外は特段言うほどのことはない。

そして調弦
Kansei1 ブリッジが可動式なので、オクターブピッチが
合う場所を探しながら、1弦と4弦を、その後
2弦3弦。4本張り終わってから それぞれの
複弦を張ると言う順序だ。

全ての弦にビビリや、不調がないかを確認する。

Kansei2 特に問題はない。
ただ、ちょっと気になるのが1,4弦の弦高が
2,3弦より少し高い ことだ。
一応ブリッジにも指板に合わせてRを付けたの
だが、もう少し弦溝を深くした方が良さそうだ。

今はまだ弦が安定していないので、録音のアップは明日にしよう。

2008年9月 3日 (水)

完成までもう少しだ

指板のクランプをはずして、両端の弦を張ってみた。

あれ???
弦落ちするげっそり

よく考えたら指板のボディ側は少し細めに作ってあるのだった。
ずいぶん前の作業だったので忘れていて、ブリッジの弦溝を
普通に 切ったら当然弦が端から落ちるよなぁあせあせ

Burijjisaisakusei 仕方ないので、ブリッジの上側のピースを作り
直した。
写真で解ると思うけれど、弦溝の幅が狭くなって
いる方が今回再作成 したもの。
前のものは次に作る物にそのまま使えるので、
取っておこう。

ナットの骨を切りだして削り、弦溝を削り、フレットをもう一度軽く
すりあわせ指板を磨き直した。

弦を全部張ってみて、最終の微調整を残すのみだ。
本当に後少しだ。

2008年8月31日 (日)

指板接着

指板を接着した。

ずれないように気を付けて、はみ出した接着剤は綺麗に拭き取って。
このまましばらく置いて乾燥させよう。

後少しだ。焦らない焦らない。Sibansettyaku

2008年8月24日 (日)

雨の日は塗装できないから

まだ塗装が終わっていないのだけれど、あいにくの雨。

こう言うときに塗ると後で後悔することになるので残念ながら
塗装作業は進められない涙

今日は浜松の楽器博物館に行って来た。
2度目だけれど新しい驚きと知識があったわーい(嬉しい顔)
前回の時は和楽器や中国楽器を中心に見たのだけれど、今回は
アーチトップ(バイオリン類を含めて)に特に興味があったからだ。
やっぱり見る方意識で随分変わるのだなあ指でOK

帰りに新居町で「鰻のぼく飯」を食べた。
ここの鰻は養殖だけれど小ぶり(鰻は大きすぎるとおいしくない!)
でなかなかよろしい指でOK

作業はと言うと、
仕方ないのでバインディングの掃除にした。
セラックのタンポ刷りって言う塗りかたはどうしてもバインディングが
黄色くなってしまう。
Baindelingusoujimae その上十分にスピットコートが出来ていなかったの
で、バインディングに着色の色が少し移っているうまい!
これをちまちまと削ってもとの白い色に一旦戻して
おけば、これから塗装が進んでも、綺麗な状態が保
てるはず。

Baindelingusoujigo 写真はビフォーアフター特に汚かったところをアップ
にしてみた。

2008年8月20日 (水)

小部品

塗装作業はまだ続いているのだけれど、写真的には
まったく変わりない。

ある程度濡れば休ませる必要があるので、その間に
小さい部品を作っていく。

一つ目はトラスロッドカバー
Burijjisuriawase1 貝殻と黒檀で切り出した。一緒に切り出しするの
だから当然2セット出来ることになる。
あまり巧くできていないと言うこともあり、2枚を
張り合わせてリバーシブルにしてみた
aとeの中抜きで失敗しているのが解ると思う

Torasukaba4 修正はブラスの粉をエポキシに混ぜた物。
貝の光沢とは違うけれど単に胡粉で埋めるより
はましかと思った。


2つ目はブリッジ底面のすりあわせ
Torasukaba3_2 前回せっかく完璧と思えるくらいきっちりすり
あわせたのだけれど、表面板の削り直しを
したので、また隙間が出来たので、やり直した
ほんの少しの修正とは言え、これにはかなり
時間がかかった。
面倒な割りに見てくれはあんまり変わりがない。だけど音に影響
する部分なので手を抜くことは出来ないところなのだ。
こういう良いわけじみたことを書くと言うことは、この作業があんまり
好きではないと言う事だ(^^;)

2008年8月10日 (日)

再塗装開始

再塗装を始めた

Saitosou1 はじめはシェラックだけで目止め塗装。それが乾
いてからはタンポで刷り込む 。いつもの通りだが
3週間前にやったばかりなので、ちょっと悲しい泣き顔

 

Saitosou2 乾きが早いシェラックだけれど、塗り続けていると
だんだん滑りが悪くなってくるので、いい加減で切
り上げてトラスロッドカバーの作製に取りかかる。

 

Torasukaba1 これも前回失敗した物だ。
どうも失敗ばかりしてやり直し作業ばかりやって
いるような気がするうまい!

2008年8月 3日 (日)

再着色

着色をやり直した。

課題は2つ

1つ目
再度の着色はそのままなので、もとの色が再現できるか?
いろんなステインを混ぜて使ったので、同じような色になるのか
どうか もっとも大きな課題だった。
Saistyakusyoku1
結果
結構もとの色に近い色合いが再現出来たと思う。手(チョキ)

 

2つ目
特に表面板に顕著だった色むらが改善できるか?
削る直したときの思ったのだが、色むら(ステインが濃くなる部分や
薄くなる部分がある)は材の吸収率が違うのではないだろうか?
もしそうなら、今の技術では何度やっても色むらを直すことが出来
ないだろうと予測したのだげっそり

Saistyakusyoku2 結果
予想していたとおり濃い色になるところはやたらと色
の吸い込みが激しく逆に薄いところはほとんど着色
できない。
よってやり直しの前と色の面では変わりない泣き顔

残念ながら思ったようには行かなかった。
だけど今回は自分の出来ることを全部出してやったという実感がある
だから、この楽器が今の自分の最高の物だということだ。
もしこの楽器を見て「下手くそだ」と言われるならば、甘んじて受けようあっかんべー
明日の自分がもっと良い物が作れることを信じて。

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